地方の起業者にとって、都心のレンタルオフィスは、活用しない手はないと思うのである。
地方で起業した者にとって、最大のネックは、東京に出張した際のことであろう。 地方での仕事と言えど、都内のクライアントと、なにがしかの取引がないと、商売が成立しないことは多々ある。 よって、月に１度、あるいは２～３度、都内に出張で出てくる。 打合せは、クライアントの会社で行えばよいが、打合せのアポイントが、きれいに入るわけではない。相手の都合もあるので、朝１０時から日本橋で打合せがあり、その次の打合せが１６時で渋谷ということも珍しくはない。 空いてしまった時間は、非常に無駄に、苦痛に感じる。 そういう時、レンタルオフィスを都心に借りておけば、さっと実務に取り掛かれる。 見積り１枚つくるのに、オフィスがないとつくれないのだ。見積り１枚を、打合せの合間にさっとつくれるスピーディーさは、誰もが大切であると感じているであろう。 月１万円しないレンタルオフィスもある。 また、名刺に、東京の住所と地方の会社の住所との２つがあれば、たいていの場合、相手は企業規模を大きく見てくれる。安心感を与えることが出来る。 電話番号もレンタルオフィスは貸してくれる。実際に電話をすれば電話代行の女性が電話の応対をしてくれる。郵便物だってちゃんと届く。クライアントが、会社を訪問すれば、受付のあるレンタルオフィスを選んでおけば、クライアントに失礼のないよう、応対してくれる。 地方の起業者にとって、都心のレンタルオフィスは、活用しない手はないと思うのである。
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